top of page

Q&A

​よくある質問

Q. 有機肥料はどのように使ったらいいですか?

A. 【追肥には発酵済みの肥料を】鶏ふんなど動物性の有機肥料は、発酵済みのものを使うようにしましょう。発酵していなかったり、発酵が中途半端だったりすると、分解時に放出される熱やガスによって根腐れが起きて作物が枯れる。夏場、ナメクジやコバエ、ゴキブリの巣窟になりやすい。雨が降ると地表面にまかれた肥料が団粒化し、土壌がカチカチに固まってしまう。などのおそれがあります。注意しましょう。

Q. 有機肥料施用後すぐ種を播いたり、苗を定植してもいいですか?


A. 製造過程で醗酵処理をしてある肥料は、土とよく混ぜれば大丈夫です。

Q. 肥料の成分には、どんな物があるのですか?


A. 植物は16種類の成分(元素)から成り立っていますが、全体の90%を占める炭素、酸素、水素の3元素は空気や水から吸収され、他の13成分が主に根から吸収されています。といっても13成分が平等に必要ではなく、必要量に応じて大量要素、中量要素、微量要素に分けられています。特にチッ素、リン酸、カリの3成分は大量に必要であり不足することが多い成分で、人間の三大栄養素に匹敵するため「肥料の三要素」と呼ばれています。

【有機質肥料】
動植物由来のため、表示された成分以外に生育に必要な成分が含まれています。また、発酵や分解してから徐々に植物に吸収されるため(速効性には欠けますが)、一度に多く与えても濃度障害が出にくいなどの利点があります。欠点としては、未熟な有機質肥料は分解過程での発熱などで根に害を与えることがあったり、独特の臭気が発生したり、また有機質を餌とする虫が集まってしまうなどの点があげられます。
みのわ農園株式会社の肥料は、熟成されているので、その心配がありません。

【無機質肥料】
化学肥料とも言われます。汚れにくく、臭気も少ないなど、清潔感があります。一般的に表示されている成分量はすべて植物に利用されるので肥培管理がしやすいですが、多く与え過ぎた場合、過剰障害が出やすくなります。

Q. 肥料で「緩効性」とはどういう意味ですか?



A. 肥料の性質をあらわした用語で、肥料の効き方をあらわすものです。緩効性の他に、速効性、遅効性などがあります。

【速効性肥料】
与えるとすぐに効果があらわれる肥料のことです。固形のものでは水溶性の化成肥料(尿素、硫安、など)が該当しますが、家庭園芸用の肥料では、主に水に薄めて使用する液体肥料(花工場原液など)のことです。植物に吸収されたり、灌水時に流失するため肥料の持続期間は1週間くらいです。頻繁に与えることが必要なため手間はかかりますが、与えてすぐ植物に吸収されるので、肥培管理がしやすいという利点もあります。すぐに効き目があらわれるので主に追肥の目的で使用します。

【緩効性肥料】
与えたときから肥料効果があらわれ、ある程度の期間効果が持続する肥料のことをいいます。しかし、チッ素・リン酸・カリの三要素の効果が平均して続く肥料と、特定の成分だけが長期間続く肥料がありますので商品を選ぶ際には注意が必要です。追肥および元肥のいずれにも使用でき、一度に溶けないため環境に対してもやさしい肥料と言えます。緩効性肥料は大きく二つのタイプに分類されます。
1)表面を被覆した肥料
水溶性の化成肥料を一度に溶け出さないように表面を樹脂などで覆った肥料で、「被覆複合肥料」と呼ばれます。樹脂の厚さによって溶出期間をコントロールすることができ、肥料成分はバランスよく溶け出します。
2)表面を被覆した肥料
無機質のク溶性や不溶性原料、さらには水溶性原料をミックスした肥料などで、使用原料によって持続期間は異なります。どの成分も同じように効くのではなく、特定の成分だけが緩効性になっている肥料もあります。

【遅効性肥料】
与えても直ぐには植物が利用できない肥料です。微生物による分解などを経てから吸収できるようになる有機質肥料や、成分がなかなか溶けない不溶性の肥料が該当します。主に元肥として使用します。有機質肥料の発酵は主に微生物によって行われるのですが、このときチッ素成分の一部は微生物の餌としても消費されます。そのためチッ素成分が表示よりも少なくなってしまっていることもあります。

Q. 「活力剤」と「肥料」は違うのですか?


A. 活力剤や活力素などと呼ばれている製品(微量の肥料成分が入っている製品もありますが)は本当の意味での肥料ではありません。ですから「活力剤」だけで植物を健全に育てることはできません。

Q&A: お客様の声
bottom of page